テレビのCMでもバンバン流してるようにこの時期は学割シーズンです。
卒業間際の学生たちがスマホを新しくするのにぴったりです。
特に3月は学生だけではく、一緒にスマホを変えようという家族やふつーにケータイ変える人が多い時期でもあります。
ちょうど2年前に乗り換えでスマホを買った人たちがそろそろ機種変更しようかなって思ってる時期なんですが、2年前と今ではケータイ業界の事情が違います。
このころはケータイ買うのにとんでもなくお得な時期でした。
例えばドコモを使ってる人がauに乗り換えた場合、iPhone6が一括0円で買えました。
フツーにドコモで機種変更すると7万円ぐらいするのがなんと0円。
さらに本体代金が0円のくせに毎月3000円ぐらいの割引が2年間ついてきました。
それだけではありません。
学生は基本使用料が3年無料。学生じゃなくても2年間無料で使えるという割引までついてます。
さらにさらに、家族で一緒に乗り換えると1人当たり50000円のキャッシュバックもついてくる。
家族4人なら全部で20万円がもらえるってこと。
毎月7GBも使えてたったの3000円ちょい。
しかもキャッシュバックも貰ってるので2年間のトータルコストで言うと3万円程度。。。
こりゃ凄い。
ところがこの2年間でいろんな変化がありました。
①一括0円禁止
②キャッシュバック禁止
③割引廃止
総務省からの指示により、本体代金を過度に安く販売することができなくなりました。
なので一括0円とか基本できません。
古い機種とかならあるけど。
古い機種なら一括0円がありますが、この場合auでいう毎月割という2年間の割引はつきません。
さらに総務省からキャッシュバックも禁止されました。
家族で乗り換えても何万円なんてキャッシュバックはもらえなくなりました。
さらにさらに、現在LTEプランに対しては学割も乗り換えの割引もつきません。
学割が適用できるのは高いプランだけ。
つまり総務省のアホやキャリアの悪だくみによりこうなりました。
もちろん今でも古い機種なら一括0円もあるので多少は安くなりますが月1000円ぐらいしか変わりません。
ってことはわざわざめんどくさい乗り換えをしなくても機種変更でもいいやってなっちゃいます。
ではなんで総務省がこんな迷惑なことをやったかというと、
①乗り換えばっかり優遇して既存の利用者がかわいそう
②過度のキャッシュバックや割引はおかしい
ってことだそうです。
まあ、②はわからなくもないです。
ケータイ買ってお金がもらえるとか意味わかんないよね。
一括0円にキャッシュバックも貰えたもんだからそれを売って儲けてる人も出てきました。
ただ、①は意味がわかりません。
なんで既存ユーザーを優遇しなくてはいけないんでしょうか?
例えばトヨタの車に乗ってて長く乗ってると割引されますか?
保険料も長く入ってると安くなりますか?
車だって買うときは割引してくれるけど、乗り続けても割引ないでしょ。
別にケータイ会社を乗り換えちゃいけない理由なんてないし、割引しなくても使い続けてくれるんだからほっときゃいいじゃんと思う次第です。
とは言え既にキャッシュバックも一括0円も規制されちゃってるので別の方法でケータイを安く持つ必要があります。
それが格安スマホです。
月額も3000円ぐらいなので2年前と同じぐらいの金額で使えるようになります。
とは言えやっぱり格安スマホには弱点があります。
かけ放題がなかったり、iPhone7とかXPERIA XZとかメジャーなメーカーの人気のスマホが格安スマホではありません。
特に日本ではiPhoneの人気が非常に高くて日本人の半分がiPhoneを使ってるという現状です。
やっぱりiPhoneに慣れてるとAndroidはちょっと使いづらいです。
なので2年前にスマホを買ってこれから買い替えるみなさんにまずわかってほしいのは、
スマホの本体代金は払うものだ
というふうにこれまでの考え方を改めてください。
7万円のスマホが0円とか異常だったんです。バブルだったんです。
って考え方になるとまずスマホの本体代金は仕方ないので払いましょうという考えになって、あとは格安スマホで使うだけです。
iPhoneが使いたければAppleストアでSIMフリーのiPhoneを買いましょう。
ちなみに本体価格だけでいうとドコモとかauでiPhoneを買うより、AppleストアでSIMフリーのiPhoneを買った方が安いです。
海外でも使えるしね。
iPhoneじゃなくてもZen Fone3とかファーウェイのMate9とか5~6万でいい機種も出てきました。
キャリアを使うメリットはほとんどないので特に若い人たちさっさと格安スマホにしましょう。