先日こんな記事を読みました。
このピーターティールさんはペイパルの操業者で投資家でもあります。最近ではアメリカ次期大統領のトランプさんの支持者として有名。
IT業界の人たちでトランプを指示した人は少なかったみたいですが、見事トランプが大統領選挙を勝ち取ったことから先を読む力はすごいですね。
内容については全く同意で、スティーブジョブス亡き今のAppleからはマッキントッシュやiMac、iPod、iPhone、iPadといった革新的な製品はもう出てこないと思います。
が、Appleが終わったこととiPhoneが終わったかどうかは別問題。
以前に比べるとiPhoneの売り上げは下がっているといわれていますが、特に日本に関してこれはappleやiPhoneの問題ではなく、以前はキャッシュバックや一括0円で売っていたiPhoneが売れなくなってしまったからです。
逆に売れているのはASUSやHuaweiといった、SIMフリーのスマホです。
この変のスマホは高性能ながら5万円以下とiPhone7の半額ほどで買うことができます
iPhoneは売れなくなって、SIMフリースマホが売れてるならiPhoneはもう落ち目だね。って考えるのもわかりますが、今後もiPhoneの人気は続くと思います。
少なくともあと5年ぐらいは。
ではなぜiPhoneがそんなにも人気なんでしょうか?
ケースの種類
もう他のスマホメーカーはあほだとしかいいようがないんですが、ここすっごい重要です。
スマホを使ってる人たちにとってスマホケースはとても重要です。特に女性にとっては。
うちのスタッフの女の子なんてしょっちゅうiPhoneケースを買い替えてますよ。
電車で使ってれば人から見られるしiPhoneのケースはファッションや自己PRの一つです。
なので同じケースをずっと使うとか、たくさんの中から選べないとかありえないわけです。
で、なんでiPhone以外のスマホのケースが少ないかというとさっきも言ったようにメーカーがあほだからです。
appleは1年に1機種、最新のiPhoneを発売しています。iPhoneSEのイレギュラーはあったので今後どうなるかはわかりませけど。
その1年に1度の新型iPhoneですが、実は本体のカタチは2年間同じです。
iPhone4とiPhone4S、iPhone5とiPhone5s、iPhone6とiPhone6s。
最新のiPhone7も恐らく来年にはiPhone7sとかでるでしょう。次はiPhone8ってうわさもありますが。
それに対して他のスマホはどうかといいますと、まず国産ソニーのXPERIA。ドコモやau、ソフトバンクから発売されてるAndroidスマホの中では一番売れてますが、1年に2種類発売します。もちろんその都度スマホのカタチが違います。ちなみに2016年はXperia X PerformanceとXperia XZが発売され、しかもちっちゃいXperia X Compactとかサイズ違いも出してます。
ソニーに関わらず他のメーカーもほぼそうです。
じゃあスマホケースのメーカーがどうするか。
1年に2回も形が変わっていろんな種類があるXPERIAと、2年間形が変わらないiPhone。
どっちのスマホをたくさん作るか。
自分なら絶対にiPhoneです。
そんなわけでケータイ屋さんに行ってもiPhoneのケースばっかりでAndroidのケースはほとんどないってわけです。
スマホの性能自体はiPhoneもAndroidも大して差がないんだからだったらケース多い方がいいでしょ。
やっぱり安定してるよね
普段スマホを使ってて、iPhoneもAndroidも差はほとんどなくなりました。
Xperiaとかずいぶんバッテリーもちよくなったし、Android全体がフリーズなどの不具合が少なくなりました。
が、やっぱりiPhoneの方が少ない。
自分は現在iPhone6を使ってますが、基本的に問題起きません
逆に最新のXperiaで問題がないとは言い切れないですね。
で、この安定性が2年後にはもっと大きくなります。
Androidの場合、2年後はバッテリーも持ちも不具合も当たり前のものになります。
iPhoneの場合はゲームをしまくるとか、よほどハードな使い方じゃない限り2年ぐらいじゃ大幅には変わりません。
スマホに過度な性能や特殊な性能を求めてる人って多くないですよね。
毎日頻繁に使うから安心して使えるものがいいです。
ってなるとiPhoneの安定性は重要です。
結局使いやすいんだよ
ケータイショップの店員さんとか、iPhone好きな人にiPhoneの何がいいのか聞くと「iPhoneは使いやすいんだよ」って言うんですが、何がどう使いやすいか的を得てません。
ちょっとiPhoneのどんなとこが使いやすいのか解説していきましょう。
使い方が変わらない
iPhoneの場合、最新のiPhone7でも5年前に発売されたiPhone4sでも基本的な使い方は変わりません。
それに対して、Androidは機種・バージョン・メーカー・キャリアによって使い方が違います。
まあ若い人なら1週間も使えばなれるけど、スマホとかあんまり興味ない人とか苦手な人は統一してくれた方がありがたい。
って考えると次の機種変更にもiPhoneを選ぶよね。
使い方が統一されてる
これもapple(ジョブス)はあえて狙ったんだろうけど、アプリごとの使い方もほとんど変わらないのがiPhoneです。
つまりある程度使い方を覚えちゃえばほとんどのアプリが使えるってわけです
「時計」と「LINE」と「App Store」を比較してみました。
どのアプリも一番下にアイコンがあって、ここで画面を切り替えることができます。
他にも「戻る」は画面の左上に「く」のマークだったり、何かを追加する場合は「+」マークなどなどiPhone自体の使い方と、アプリの使い方がある程度統一されてるのでiPhoneは使いやすいんです。
iPhoneはスティーブジョブスが作った画期的な製品かもしれませんが、その使いやすさは本当に使う人のことを考えてあります。
ピーター・ティールさんが言うようにAppleが終わるとしたら、iPhoneに対抗しうる使いやすいスマホが出てきた時ぐらいで、今のところAndroidもWindowsもiPhoneに比べると圧倒的に使いやすくないのでたぶんあと10年ぐらいはスマホの中ではiPhoneの人気は続くと思います。