当たり前のことですがスマホを機種変更すると、新しいスマホには今までのデータは入っていません。
特に最近は各ケータイキャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)が今使ってるスマホの下取りサービスをやっているので古いスマホが手元に残らない場合が多くなってきました。
いろいろやっておかないと新しいスマホにした後で写真や電話帳のデータがなかったり、ゲームが引き継げなかったり不便なことがたくさんあるのできちんと準備をしてから機種変更をしましょう。
■もくじ
アカウント情報を確認しよう
iPhoneの人はApple IDというアカウントを持っています。
これがないとアプリのインストールができないので、スマホを持っている人ならほぼ100%アカウントを持っています。
今使っているアカウントをそのまま使うメリットとしては、過去にインストールしたアプリの一覧を見ることができます。
また有料のアプリを購入したことがある場合は、再購入する必要がありません。
アカウントの確認方法はとっても簡単。
Androidなら「設定」の「アカウント」の項目に「G」のマークがあるのでそこを押すと自分のGmailが表示されます。
~@gmail.comってやつです。
iPhoneでiOS10.3以上なら「設定」を開くと一番上にアカウント情報が載っています。
その中の「iTunesとApp Store」ってとこを見ると自分のApple ID(メールアドレス)が書いてあります。
さてアカウントは簡単にわかるのですが、問題はパスワードです。
iPhoneの人ならパスワードはアプリをインストールするときによく使うやつです。
英数字8文字以上で、大文字が最低一個は入ってるやつなのでだいたいわかると思います。
パスワードがわかんない場合はこちらから再設定できます。
しかしAndroidのGoogleのパスワードは使わない人は全く使わないので覚えてない人も多いはず。
その場合もこちらから再設定できます。
ただし、電話番号の登録がなかったり、秘密の質問を覚えてないと再設定できない場合があります。
その場合、Googleのアカウントを新しく作り直しちゃえばいいだけなので安心してください。
もちろん有料で買ったアプリがある人はまたお金を払って買う必要があります。
電話帳を引き継ごう
以前は各ケータイ会社のショップに電話帳移行用の機械が置いてあって簡単に電話帳の移行ができました。
特にiPhoneの場合、電話帳移行の機械も対応していないことがほとんどなので自分で電話帳の移行もする必要があります。
JSバックアップ
一番カンタンな電話帳の引継ぎ方法はJSバックアップというアプリを使うことです。
iPhoneでのAndroidでも無料で使うことができます。
JSバックアップの使い方はとっても簡単で
②「かんたんデータ移行」→「データを取り出す」→「無料プラン」→「パスワードの設定(あとで使います)」→QRコードの作成
④「かんたんデータ移行」→「データを取り込む」→「QRコード読み取り」
⑤機種変更前のスマホの画面のQRコードを読み取る(ここでパスワード使います!)
これだけで前のスマホの電話帳とカレンダーの情報を新しいスマホにコピーすることができます。
無料プランの場合、電話帳などのデータは7日間保存しておいてくれるので、前のスマホが手元にあればあとからでも電話帳の移行ができます。
ただし、機種変更前のスマホを下取りに出す場合、機種変更後には前のスマホのデータを消去されちゃってる場合や使えない場合があるのでこの方法は使えません。
SDカード
JSバックアップが使えない場合、SDカードを使いましょう。
もちろんiPhoneはSDカード使えません。
まずは機種変更前のスマホでSDカードにバックアップを取ります。
機種によって若干バックアップの仕方がちがいますが、電話帳を開いてメニューからSDカードにエクスポートします。
次に機種変更後、新しいスマホにSDカード刺して次はインポートします。
以上、超カンタン。
iCloud
AndroidのスマホはiCloud使えないのでこちらはiPhone専用の移行方法です。
実はiCloudってバックアップを取るだけの機能じゃなくて、例えばiPhoneやiPadを複数同じアカウントで使ってる場合、iPhoneに電話帳を追加するとiPadにも電話帳が追加されます。
設定は簡単。
iCloudの画面で連絡先をオンにしておくだけ。
つまり機種変更した場合もiCloudの機能で自動で新しいiPhoneに入ります。
この方法ならiCloudでバックアップを取ってない人でも大丈夫。
写真のバックアップ
電話帳よりも重要な写真。
ところが写真は数が多すぎるとバックアップや移行が非常に大変になります。
方法は3つ
・パソコン
・SDカード
・クラウド
パソコンに写真を入れよう
パソコンを持ってる前提になりますが、パソコンに写真を全部入れちゃいます。
AndroidならSDカードをパソコンに入れるか、直接パソコンとスマホを接続。
iPhoneならパソコンにつないで本体に入ってる写真をパソコンにいれます。
ちょっと機種によってちがったるするので細かい説明は省きますけど、ある程度パソコンに詳しくないとパソコンは難しいですよね。
クラウドを使った方法なら簡単なのでおススメです。
SDカードを使おう
ほとんどのスマホは撮った写真は自動でSDカードに入るようになってます。
なので元々入ってるはずなのでSDカードを新しいスマホに差し込むだけ。
簡単すぎ。
ただしSDカードに入ってない場合はややこしい。
これも機種によってちがいますがダウンロードマネージャーとかを使って本体からSDカードに写真を移行する必要があります。
なのでこの後紹介するクラウドを使った方法がおススメ。
iPhoneはSDカードが使えないんですが最近は外付けのフラッシュドライブっていうのが人気あります。
フラッシュドライブってのはiPhoneに接続してバックアップを取る機械です。
最近はドコモショップやauショップなどのキャリアショップでぼったくり価格で売られております。
例えばiXpand Slimの128GBはauのオンラインストアだと31,860円(2017年5月現在)。
Amazonだと9,689円です。
ショップで買っちゃダメ絶対。
クラウドを使って写真を移行しよう
クラウドってのはつまりインターネット上に写真とかを保存しときましょうってことです。
とは言えクラウドサービスは無料で使えるものでも何GBまでとか制限があります。
例えばiPhoneのiCloudの場合、5GBまでは無料ですが50GBだと月130円(以下すべて税込み)、200GBで400円、1TBで1300円、2TBで2500円です。
2TBって2000GBね。
写真たくさん撮る人は5GBじゃ全然足りませんよね。
なのでiCloudだとどうしても容量を追加購入する必要があります。
他のクラウドサービスも制限があります。
そこでお勧めなのがGoogleのフォト。
写真を無制限で保存できます。
Goolgeフォトの詳しい使い方はこちらをご覧ください。
【iPhone・Android】スマホを機種変更した時に写真も新しい機種にうつす方法 - 格安スマホって何じゃらほい?
パソコンに写真を移すとか、SDカードに入れるとかすごい難しいのでクラウドを使えば簡単ですよ。
アプリの移行をしよう
電話帳と写真の移行が出来たらあとはアプリです。
LINEはたぶんほとんどの人がやってるだろうし、あとはSNSとゲームですね。
LINEの引継ぎ
まずは設定画面の「アカウント」でメールアドレスが登録されてるか確認します。
アカウント画面の「メールアドレス変更」のところが登録完了になってればOKです。
なってない場合はメールアドレスを登録しておきます。
次にパスワードです。
新しいスマホにLINEを入れる時に使うのでわかるようにしておきましょう。
忘れちゃった場合はパスワード変更をしときましょう。
メールアドレスの登録とパスワードがわかったら「設定画面」の「アカウント引継ぎ設定」をオンにします。
そしたらあとは24時間以内に機種変更して新しいスマホにログインします。
ちなみに基本的にラインのトーク内容は引き継ぐことができません。
LINEの「設定」→「トーク・通話」→「トークのバックアップ」で今すぐバックアップをします。
SNS(Facebook、Twitterなど)
SNSもほぼみんな使ってると思いますが、登録してるメールアドレスとパスワードがわかれば問題ありません。
機種変更前にちゃんと確認しておきましょう。
ゲーム
モンストとかパズドラとかハマった人は飽きるまで一生やらなくてはいけません。
だってやめてしまったらそれまでの時間が無駄になるから。
課金してる人は余計にね。
最近のスマホゲームはちゃんと引継ぎ方法を用意してくれてます。
「ゲーム名+引き継ぎ」で検索しましょう。
機種変更やデータについて|モンスターストライク(モンスト)公式サイト
自分はゲームほぼやんないので大丈夫ですが、下取りに出して機種変更した場合、あとから気づくと死にたくなるぐらいの衝撃みたいです。
お疲れさまでした!
以上で機種変更前にやっておくことは完了です。
ショップとかだとこの辺はやってもらえないので自分でなんとかするしかありませんので参考にして頑張ってみてください。