一言で電波って言ってもいろんな種類があるの知ってました?
テレビのリモコンは赤外線って電波です。
Wi-Fi(ワイファイ)ってのも電波のひとつだし、Bluethooth(ブルートゥース)とかも電波ですね。
で、ケータイが電話とかネットとかにつながるのも電波を使ってるわけですが、一言で電波とか言っても実は種類がたくさんあるんです。
分りやすいちがいでいうと、3Gと4G。
ドコモで言うと昔のFOMA(フォーマ)とかは3Gの電波で、xi(クロッシィ)ってのが4Gの電波です。
3Gと4Gのちがいはカンタンに言うと、遅いか早いか。
3Gの電波でYoutubeの動画を見ようとしたら遅くてなかなか動画が進みません。
それに対して4Gの電波ならサクサク動画がみれます。
4GってのはだいたいLTEって言い方をしてますね。
で、この3Gや4Gにも細かく種類があります。
遠くまで届く電波とか壁があっても大丈夫な電波とかいろいろあるんです。
まあそんなこと気にしなくてもしっかりとスマホは使えるんですが、
格安スマホにするときにはちょっとここに気を付ける必要があります。
※格安スマホでSIMカードとスマホをセットで買う場合は気を付ける必要なし
スマホによって使える電波がちがう
スマホって機種によって使える電波がちがいます。
また、ケータイ会社によって使っている電波もちがいます。
つまりドコモの電波とauの電波はちがう電波を使ってるってことです。
電波がちがうのでドコモの電波しか使えないスマホではauの電波は使えないし、
逆にauの電波しか使えないスマホではドコモの電波は使うことができません。
ドコモで発売されたスマホはほぼauの電波が使えないし、auで発売されたスマホはほぼドコモの電波が使えないんです。
一部使えるのはSIMロックの解除できる2015年4月以降に発売されたスマホです。
代表的なのはiPhone6s、XPERIA Z5、GALAXY S6 edgeなどなら一応SIMロックを解除して使うことができます。
まあそもそもauのスマホにドコモのSIMカードを差して使う意味はほぼないのですが、これが格安スマホなら意味があります。
auで新しいスマホを買った後に格安スマホの存在を知った人とかね。
これなら分割を毎月払ってたとしても格安スマホにしたら安く使えちゃいます。
このSIMロックとかSIMフリーとか気にしなくてもいいのが、ドコモのxiスマホを使ってる人ならほとんどの格安スマホがそのまま使えます。
auのLTEスマホを使ってる人ならUQmobileとmineoのAプランの2社の格安スマホが使えます。
この変に関してはな~んにも気にせず格安スマホにしてOKです。
もちろん格安スマホなので、ドコモやauと比べるとネットの速度は遅い場合もありますがエリアに関しては全く問題なし。
が、しかし!!!
結構有名な話ですが、auのiPhone5は「800Mhz」っていう電波に対応してないんです。
800Mhzってのはとってもいい電波で、壁とがあっても大丈夫なので電波がめっちゃいいってことです。
ちょっと前にソフトバンクがプラチナバンドっていってバンバンCMやってたんですが、この800Mhzってのがプラチナバンドです。
auのiPhone5はこの800Mhzが使えないのでその分電波が悪くなります。
そもそもauのiPhone5は電波がよくないことで有名ですしね。
そのiPhone5にmineoやUQmobileのSIMカードを差して使っちゃうとかなり電波がよくないことが予想されます。
そもそも格安スマホが借りている電波ってのはauの使っている電波の種類の一部です。
なのでエリア的にはあんまり問題ないのですが、速度が遅い場合があります。
それに対して800Mhzってのはいい電波なので、日本のかなり広範囲で使われています。
その800Mhzが使えないのは痛い!!!
わかってはいたのですが、現在自分の知人がiPhone5にUQmobileのSIMを差して実際に使ってみて通常のauのSIMを使ってる状態よりもかなり悪くなってしまいました。
ドンマイ!!!
iPhone5が発売されたのは2012年なのでもう4年もたってるのでiPhone5を使ってる人はほとんどいないし、使っててもかなり劣化きてると思うので今から格安SIMにしよう!って人はいないと思いますが、
万が一考えている人はご注意ください!