いつもこの時期はiPhoneに関する話題ばっかりなんですが、今年に関してはちょっとちがいます。
ニュースでもかなり話題になったLINEモバイルのことについてお客さんからもよく聞かれます。
今まで格安スマホとかMVNOとかを知らなかった人たちすらこのニュースでスマホが安く使えることを知りました。
ただし、なんか勘違いしてる人が多すぎて困る、、、
LINEモバイルはあくまで格安スマホのひとつであってこれまでになかったような画期的なサービスってわけではありません。
格安スマホってなんじゃらほい? - 格安スマホって何じゃらほい?
ただしLINEモバイルには他の格安スマホにはない特徴があります。
それがカウントフリーという機能です。
ドコモやau、ソフトバンクも格安スマホもそうですが、毎月の通信制限ないでインターネットを利用しなくちゃいけません。
例えば3GBのプランなら3GBを超えてインターネットなどの通信を行うと速度の制限がかかり、通信速度が遅くなってしまいかなり不便になります。
スマホの通信ってのは色んなのがあって、もちろんインターネットで検索するのもそうですし、メールも通信、LINEも通信、マップで地図を見たりするのも、動画も、ゲームでも通信を使うものが多くあります。
ところがLINEモバイルはLINEを使った通信に関してはこの通信の利用をカウントしませんよってのがカウントフリーというサービスです。
つまりLINEの利用に関しては通信制限を気にせずガンガン使えるってわけです。
LINEモバイルでは一番安いプランは月1GBまで使えて500円(税抜)です。
ただしこのプランでは電話はできないので電話をするためにはオプションの申し込みが必要になります。
まあ500円でLINEとかネットが使えるようになるので子どもやおじいちゃんおばあちゃんにはいいかもしれませんが、現状ネットから申し込むしかないのでちょっとハードルが高いですね。
LINEモバイルの細かい内容については前に書いたのでこっちをご覧ください。
LINEが格安スマホを開始!安いの?いいの?どーなのよ? - 格安スマホって何じゃらほい?
では本日の本題に移りましょう。
LINEモバイルを使ってみた
LINEモバイルが先行発売として2万人限定で申込み受付中です。
自分はスタートした9月5日に申し込んだんですが、住所の入力間違えて一回キャンセルになってしまい10日に再度申し込んで本日届きました。
審査完了のメールが11日に届いてたから翌日には届くってことですね。早い。
申込み自体はすごいカンタンで、申込みサイトからプランを選んだりSIMカードのサイズを選んだり、自分の名前とか住所を入力して、免許証とかの画像をアップロードするだけ。
LINEモバイルのアカウント(LINEのアカウントとは別のもの)を作るのでパスワードと一緒に忘れないようにしましょう。
新しくLINEモバイルでスマホを一緒に買う場合ですが、LINEモバイルは本体の分割購入ができないようです。
どのスマホも特別安かったり逆に高かったりすることはないですが、amazonとかの方が安かったりする場合もあるのでしっかりと検討してから購入しましょう。
申込みから2日でSIMカードが到着しました。
クロネコヤマトでした。
届いた封筒を開けてみると中にはちょっとおしゃれな封筒がはいってました。
さらに開けるとSIMカードと説明書が入ってました。
APN設定に入力する内容はカンタン。
APN設定方法(IOS・iPhone) - LINEモバイル
Androidの場合はこれを入力するだけ
- 名前LINEモバイル
- APNline.me
- ユーザー名line@line
- パスワードline
- 認証タイプPAPまたはCHAP
説明書はそんなに詳しく書いてあるわけじゃありませんが、APN設定がわかんない人はmineoのサイトで自分の使ってるスマホのAPN設定方法がしっかり書いてあるのでみるといいですよ。
auプラン(Aプラン)動作確認端末一覧 | mineo(マイネオ)
年齢認証
LINEモバイルの特徴の一つが年齢認証です。
LINEを使うときにID検索機能ってのがあって、これを使うとIDがわかれば知らないひとともやりとりができるようになるわけなんですが、ID検索を使うためには年齢認証が必要で、18歳以上じゃないとダメです。
ところがこの年齢認証はドコモやau、ソフトバンクを使ってないとできないため、格安スマホでは年齢認証ができませんでした。
LINEモバイルを使ってる人ならLINEモバイル登録の段階で利用者情報(誰が使うスマホなのか)を登録するのでそこで18歳以上であれば年齢認証してID検索ができるようになります。
年齢認証の仕方はこんなカンジです。
まずはLINEモバイルのマイページにログインします。
ログインはこちらから。
LINEモバイル申し込み時に決めたIDでログインすると画面に利用コードってのが出てきます。
これが後で必要になります。
次にLINEアプリを開きます。
LINEの設定画面を開くと「年齢確認」ってのがあります。
するとこんな画面になるのでタッチします。
すると次はこんな画面が出てくるので「LINEモバイルをご契約の方」ってのを選びます。
あとは利用コードを入力してねって出てくるので、LINEモバイルのマイページに書いてあった利用コードを入力すれば年齢認証完了です。
とは言えLINEって知ってる人とのコミュニケーションツールなのでID検索必要な人ってあんまり多くないよね。
LINEモバイルの速度ってどうなの?
これだけニュースにもなって話題のLINEモバイルですが、通信速度が遅けりゃその辺の格安スマホと大差ありません。
まだスタートしたばっかりでユーザーは少ないですが、速度のチェックをしてみましょう!
今回速度チェックに使ったスマホはXiaomi Mi Max。
【レビュー】Xiaomi Mi Maxを使ってみた - 格安スマホって何じゃらほい?
アプリはRBB SPEED TEST
受け取れたのが夜の20時過ぎだったので今日一日の速度は見れませんでしたが、とりあえず20時からの速度です。
あ、自分は埼玉県東松山市に住んでおります。都内の人だと参考になんないかも。
まずは一発目!
おおおお!!!そこそこ早い!
10Mbpsならフツーに動画見るのも問題なさそうです。
で、続いて何回か測ってみるとどんどんスピードが上がるという不思議。
22時台はめちゃくちゃ早くてなんと38.26Mbps。
ドコモとかauとかと変わんないじゃん。
今のところ速度は問題なさそうですね。
カウントフリー
次に重要なカウントフリーについてしっかり検証していきたいと思います。
さっきも言ったようにLINEモバイルではLINEで行ったやりとりに関しては通信制限とか関係ありません。
ちゃんとLINEで通信した場合はカウントされてないのかを見てみました。
まずはLINEモバイルのマイページを開くとこんな風に表示されます。
この時点で残り879MB使えます。
そこから友達にLINEで動画やら写真をガンガン送ってもらいました。
写真12枚、動画3本。
即時で繁栄されるのかわかんなかったので送ってもらった写真を見た後で子どもと風呂に入ってから通信量のチェック。
うん!ちゃんと減ってないですね。
ところで気になったのがニュースで言ってたんですが、「LINEを使った通話等に関しては通信制限がかからない」ってことなんですがこれLINEモバイルのサイトにも詳しく書いてなくてわかりません。
もう1GB使ってみたので試しにLINEでビデオ通話や動画を送ってもらったりしてるんですが、特に問題なく見れちゃってるので通信制限かかってもLINEの利用は高速通信で使えるっぽいです。
まとめ
さすがLINEなだけあって、サイトもわかりやすく見やすいし、申し込んでから到着までも早い。
何より通信速度がめちゃくちゃ早いってのが良かったです。
別にカウントフリーがなくてもなかなかいい格安スマホと言えるんじゃないでしょうか。
問題点があるとすれば、まずはアプリですね。
LINEモバイルのマイページはしばらくするとログアウトしちゃうので毎回ログインするのは面倒です。
何GB使ったとか、そういう管理はアプリでできるようになるといいですね。
あとは一般の人ならやっぱりちゃんとお店で買いたいですよね。
申込みできるお店がたくさん増えるとLINEモバイルは人気が出ると思います。