auがスーパーデジラ、ソフトバンクがギガモンスターと言う名前で20GBと30GBの通信容量の大容量プランをはじめ、23日からウルトラパックって名前で同じ大容量プランをスタートさせます。
ドコモもauもソフトバンクも20GBのプランが6,000円(以下すべて税抜)。
30GBのプランが8,000円で使えます。
2GBのプランが3,500円で、5GBのプランが5,000円なのに、20GBのプランが6,000円です。
これはどう考えても高いプランを使わせるための戦略でしょう。
ドコモでは今までは5GBの上は8GBで6,700円。
恐らくこの8GBを選ぶ人が少なかったんでしょう。
どういう計算かわかりませんが8GBがなくなって20GBが8GBより安い。
そう考えると5GBのプランを使うよりせっかくなら1,000円あげて20GBにしとこうってなっちゃいますよね。
ケータイ会社はぼったくり半端ないですね。
20GBが6,000円ってことは1GBあたり300円ってことになります。
この計算で行くと5GBは1,500円で使えなきゃおかしいよね。たくさん使う人に安くするのはわかるのでそれでも2,000円ぐらいが妥当でしょう。
恐らく今後、5GB以下のプランには月々サポートや毎月割、月月割と言ったスマホ本体への割引きがなくなっていくと思います。
あんまりスマホでネットを使わない人にとっては大手3社はほんとに高いものになってくるでしょう。
ではドコモなどが出した大容量プランと格安スマホではどちらがいいでしょうか?
格安スマホを選ぶ人はだいたい電話はあんまりしないと思うので大手3社を選ぶなら通話が5分無料のプランでしょう。
格安スマホには完全かけ放題プランはないので、毎月2~3時間以上電話するんならドコモやau、ソフトバンクを使ってていいと思います。
ではドコモなら通話5分まで無料のカケホーダイライトが1,700円。
メールやインターネットをするために必要なSPモードが300円。
20GBの大容量プランなら6,000円なので、すべて合わせると8,000円になります。
それに対して格安スマホで大容量のプランってそんなに多くなくて、自分が把握してる限りでDMMモバイルとエキサイトモバイルとイオンモバイルとFREETEL(フリーテル)の3社です。
DMMモバイルなら20GBの音声通話プランで5,980円。
エキサイトモバイルは5,450円。
イオンモバイルは5,980円。
FREETELが5,570円。
つまり格安スマホならだいたい5,000円チョイってことですね。
ドコモとの差額は2千円チョイ。
ドコモなら15年使ってれば800円割引きしてくれるので差額は1,000円ちょっとで大したことないですね。
これにスマホに対するサポートがつくんならiPhoneやXPERIAなどの高額なスマホを使う人にとっては大手3社を使ってるメリットがあります。
サポートも充実してるしね。
今回の大容量プランのスタートで格安スマホの料金がさらに安くなるのか。
それともせっかく格安スマホの人気が出てきたのにまたみんな大手3社に戻ってしまうのか。
ほんとケータイ業界は移り変わりが早くて情報についていくのが大変ですね。