昨年に引き続き、仕事でちょっとカンボジアまで行ってきました。
プノンペンのカオスな街並み。
カンボジアの温かい人々。
何度言っても楽しいカンボジア~来年もまた行きたいな。
さて、今年はSIMフリーのスマホ、Xiaomi Mi MAXを持っていたので現地のSIMを使ってみることにしました。
◽︎もくじ
カンボジアのケータイ事情
カンボジアのケータイ事情を知る前に、日本のケータイ事情がかなり特殊なことを知っておく必要があります。
日本ではドコモ、au、ソフトバンクの3社のみがケータイの販売を行っており、その契約方法はSIMカードと端末をセットで購入するようになっています。
毎月の料金も使った分を後から払うポストペイドで、必ず銀行口座やクレジットカードが必要になります。
特に代わってるのはSIMロックで、ドコモで買ったスマホにauのSIMカードを刺して使うことができないようになっています。
最低でも買ってから半年の利用とSIMロック解除の作業が必要です。
まあこれは割引で端末を安く買えるってメリットがあるんですが、日本はケータイ代が高いのであんまり意味ないけど。
2年契約ってのも特殊ですね。
それに対してカンボジアではSIMカードとスマホは別々で購入があたりまえ。
SIMカードはキャリア(日本でいうドコモとか)で買って、スマホは家電量販店とかケータイショップで買います。
海外だとこれがフツーみたい。
最近はキャリアが端末を販売し始めたみたいだけど、まだまだ別々で買うのが一般的。
毎月の料金はプリペイド方式の先払い。
通話料とか通信料を買っておいて、足りなくなったらチャージ(トップアップっていう)する形。日本でもまだあるけど。
イチイチトップアップするのは日本人の感覚からするとめんどくさいね。
SIMカードと端末が別々で売られてるので当たり前だけどSIMロックとかはありません。
好きなスマホを好きなキャリアで使えます。
カンボジアにはたくさんのキャリアがあるので代表的な3社を紹介しておきましょう。
Smart(スマート)
カンボジアの首都シェムリアップではシェアナンバーワン(らしい)で、向こうで知り合った人もスマートを使ってる率が高かった。
今回、自分もスマートのSIMを使いました。
カンボジアで一番最初にLTEを導入したキャリアでもあり、カンボジアで唯一iPhoneを公式に取り扱っているキャリアでもある。
市内にはSmart Spotって販売店がたくさんあって、看板もいたるところで見た。
プノンペン市内でちゃんとLTEが使えたが、一部市内であっても時々2Gになっちゃうことがあった。
通信速度はそこまで早くはないけど大体2Mbps~10Mbpsぐらいは常に出てたので、Youtubeとかを見るのもあんまり問題なし。
MetFone(メットフォン)
カンボジア国内でシェアナンバーワンのメットフォン。
エリアが広いことで人気なようで、プノンペン郊外とか田舎の方でも使えるそうです。
Cellcard(セルカード)
元々シェアナンバーワンだったセルカード。
スマートがLTEを始めたころぐらいからシェアを落としてるみたいですが、イオンモールにもきれいなお店がありました。
カンボジアは固定通信があんまり引かれてません。
なのでモバイル通信が先に発達したようで、普及率は130%以上だそうです。日本は150%以上。
トゥクトゥクの兄ちゃんとか2台持ちの人も良く見かけました。
今回一応グローバルWi-FiのWi-Fiルーターも持って行ったんですが、1日約1000円と高いし邪魔だし不便。
速度は問題なかったんですが、SIMよりもやっぱり電波が切れることが多かったです。
ただし、カンボジアは日本よりも無料で使えるWi-FiがたくさんあってカフェやレストランならだいたいWi-Fiのパスワードを教えてくれるのでWi-FiとかSIMなくても通信環境はどうにかなります。
まあでもトゥクトゥクのにいちゃんとか全然道知らないので、移動の時とかマップ見れた方が便利だし、やっぱりSIMカードはあるに越したことありません。
カンボジアでSIMカードを買ってみよう!
買い方は簡単!
まず買う場所ですが空港を出ると目の前にSIMカード売ってるお店がならんでます。
吉牛の反対側。
そこでSIMカードくださいっていうとプランどうする?って聞かれます。
今回自分はスマートのトラベラーSIMを買いました。
SIMカードの料金が1ドルに、通話し放題、2GBの通信、SNSはカウントフリーで7日間使えるものを選びました。
通話はいらないかな~とも思ったんですが、レストランの予約とかトゥクトゥクのドライバー呼んだりと結構活躍しました。
買うときにオンリーインターネット?って聞かれたらコール!って言いましょう。
お金払ったらあとはスマホの設定をお店の人がやってくれます。
SIM指して、APN設定するだけなんだけど、APNは死ぬほど雑でした。名前とAPN名に「Smart」って入ってるだけ。パスワードとかは一切なしでしたw
書類の記入とかは一切必要なくパスポートを提示するだけ。
時間は5分ぐらいで完了しました。
スマホを買う方法
日本だとドコモとかと契約しないとスマホが買えないけど(最近はそうでもないけど)、カンボジアでは町中のケータイ屋さんに行ってスマホを選んでお金払うだけ。
あとはSIMカードを指して使いましょう。
向こうのケータイ屋さんはどこも似たような感じ。
ガラスのショーケースのカウンターがあって、そこに中古のスマホがずら~っとならんでます。
やっぱりiPhoneが人気あるようで、一番見やすいとこにならんでました。
iPhone6sが700ドルぐらいと日本と全然同じぐらいで売ってたのはびっくり。
でも向こうの人が持ってるのはiPhone4とか5よく見た。
カンボジアの平均月収が100~200ドルらしいのでそうだよね。
看板はHuaweiやSamsungが目立って特にファーウェイのスマホはたくさん並んでました。金額も100~300ドルぐらいと向こうの人でも比較的買いやすいんだろうな。
やっぱり日本のケータイ代は高い!
けどその代わり通信品質はめちゃくちゃいいし、いいスマホを安く持ててます。
とは言え、もっと日本のケータイ代が安くなってキャリアが余計なオプションとかつけないようになればケータイショップの店員も楽になるのにな。