世界中をとは言わないが一部の人を震撼させた変態タブレットPC、YOGA BOOK(ヨガブック)。
早いものでもう発売から1年がたとうとしている。
自分がYOGA BOOKを手に入れたのが12月なので実際はまだ1年たってませんが、約1年がっつりYOGA BOOKを使った感想を書いていきたいと思います。
自分が使っているのはYOGA BOOK for Windows LTEモデルです。
□もくじ
キーボードは慣れなかった
YOGA BOOKで一番気になるのはキーボードでの入力でしょう。
特徴的な「Halo keyboard」は従来のボタン式のキーボードではなく、タッチに反応するキーボードなのでボタンをさわってどのキーかというのが非常に判断しにくくなっています。
とは言え新しい機能だし、ガンガン使っていればある程度なれるんじゃないかと高をくくっていました。
最初のうちはやっぱり誤入力がめちゃくちゃ多く、Back Spaceを押しまくることが多かったんですが、慣れてくるとだいぶ減ります。
それでも一文入力するのに1~2回は押すし、何より入力スピードはかなり遅くなります。
通常のキーボードだと「F」と「J」のところにポチッと突起が付いていますが、YOGA BOOKではこれがないので自分の指が置いてある位置がわかりません。
そもそもキーボードに指を置きっぱなしにしてるとキーが反応してしまうのでホームポジションに指を置いておくこともできず、常に浮かせた状態になってしまいます。
長文書いてると意外とこれが疲れる。
分かってはいたものの、どれだけ使ってもなかなかなれない!!!
おかげでこの1年ブログの更新頻度はかなり下がりました。
元々windows派だったんですが、最近仕事でmacを使うことが多くタイピングのしやすさからmac bookがほしいな~って思ってます。
ペンは使わない
キーボードの部分でペンが使えるというのもYOGA BOOKに惹かれた理由の一つですが、結果ほぼ使いませんでした。
最初はいろいろ描いたりしてみましたが、何より使いやすいアプリが少ない。
ちょっとしたメモとして使う分にはいいですが、絵を描くとなると物足りないアプリばかりで結局ほとんど使わなくなりました。
せっかくいいペンタブなのにそれを活かせるアプリがなかったのが残念でなりません。
Lenovoが作るべきでした。
たま~に写真に手書きの文字を入れたい時に使ってますが、このぐらいなら別にペンじゃなくてもいいなってレベルです。
ちょこちょこ不具合がある
一部改善された部分もありますが、いくつか未だに起こる不具合をあげておきます。
①マウスが繋がらない
マウスのせいなのかYOGA BOOKのせいなのかいまいちわかんないんですが、起動するとなぜかマウスが繋がらないことがちょいちょいあります。
2〜3回に一回ぐらい。
一度、設定からBluetoothをオフにしてみると、なぜか設定のBluetoothの項目まで消えてしまうという不具合が結構起こります。
再起動するとすぐ直るんですが、これはほんとにイライラする。
②Wi-Fiが繋がらない
そこまで頻発ではないですが、これもかなりイライラします。
起こるのは月に一回以下。
解決方法はこちらに書いてます。
YOGA BOOKをしばらく使って分かったちょっと不満な点 - 格安スマホって何じゃらほい?
③ファンクションキーが使えない
最初は一度「Esc」と「Fn」キーを押しておけばあとはほおっておいても使えるようになっていたんですが、最近は電源を切るたびに「Esc」と「Fn」を押さなくてはファンクションキーが使えなくなりました。
たぶんバージョンアップでこうなったんでしょうがめんどくさい。
それ以外の不具合は基本ないですね。
ブログを書くのがメインなのでそんなにハードな使い方をしているわけではありませんが、フリーズしたりとかアプリが落ちたりとかもなく安定して使えてます。
しかしこういう致命的な欠陥があると使っててイライラするので嫌になってきます。
YOGA BOOKの次は?
最近ではよくコワーキングスペースを利用してブログを書いていることが多いんですが、持ち運びにはとても向いています。
690gとノートパソコンとしては最軽量レベルです。
リュックに入れてて重たいな~って感じることはありません。
逆に仕事用のMac book Airは重いので持ち歩きたくない。
13インチなので1.35kgもある。
デザイン・性能・面白さ・価格、すべての面において自分の理想的なノートPCでしたがどうにもタッチには慣れず、そろそろちゃんとしたキーボードのついたノートPCに移行しようかと悩んでおります。
そこで問題なのがどのノートPCにするか。
自分がYOGA BOOKを買った決め手になったのが、重さ・デザイン・価格・SIMスロット・ペン・面白さでした。
しかしYOGA BOOKを使った結果、SIMスロットとペンと重さは必要ないことがわかりました。
特にSIMスロットは常にWi-Fiがあるところでしか使わなかったのでほぼ意味なし。
そもそもWi-Fiルーターも持ってるので全く活躍しませんでした。
となると残りは重さとデザインと価格。
もちろん安いに越したことはありませんが、やっぱりMacを普段から使っているとその使いやすさには惹かれます。
でもMacユーザー多いし、リンゴマークが目立ちすぎてあんまり好きになれないんだよな〜
重さは0.9kgとYOGA BOOKに比べると重いですが、ギリギリ1kgを切っています。
ただし、難点は価格。
スペック低い方でも142800円(税抜き)ってYOGA BOOKを3台も買えるじゃん。
その他の競合はASUSのTransBook 3とかですがどれもなんだかイマイチな感じです。
たぶんこのまま面白いのがでなければmac bookを買うことになりそうですが、もうしばらくはYOGA BOOKで我慢したいと思います。