最近ではいろんなところにWi-Fi(ワイファイ)って書いてありますよね。
ウィーフィーじゃないよ。
カフェとかコンビニにも「無料Wi-Fiあります!」とか「Wi-Fi使えます!」とか。
でもWi-Fiって名前はよく聞くけどいったい何なんでしょうか?
電波にはいろんな種類があります。
ケータイを使うためにはドコモやauの電波を使ってますし、スピーカーとスマホを線でつながずに音楽を流すのにも電波を使います。
テレビのリモコンの赤外線も電波ですね。
そう、一口に電波と言ってもいろんな種類があるんです。
Wi-Fiもそんな電波のひとつの種類です。
Wi-Fiの特徴としてはそんなに広い範囲で使えるものではないです。だいたい10メートルから20メートルぐらい。
Wi-FiルーターというのはWi-Fiの電波を発信ための機械のことを言います。
自宅にWi-Fiルーターを使っている人は家から離れるとWi-Fiが途切れちゃいますよね。
ただしWi-Fiの電波は距離が短い分、途切れずらく安定しているという特徴があります。
そもそもケータイの電波(モバイルネットワーク)も色んな種類があって、
スマホはいろんな種類の電波に対応する必要があります。
ケータイの電波だけじゃなくそれ以外のいろんな電波に対応してたらスマホを作るのが大変です。
なのでWi-Fiという一つの種類の電波に対応することによって余分な手間を省いているんです。
そのいろんな種類の電波をWi-Fiに変換するための機械が「Wi-Fiルーター」というものです。
お家につながっている光回線の電波をWi-Fiにしたり、ケータイの電波をWi-Fiにしたりしてくれます。
スマホを使ってる多くの人がWi-Fiのことをちらっとでも聞いたことがあるんじゃないでしょうか?
でもWi-Fiって何のために必要なんでしょうか?
①バージョンアップ
Wi-Fiの電波はとても安定しています。赤外線とかリモコンをしっかりとテレビに向けないとチャンネル変わりずらいですよね。
バージョンアップはスマホの中身を最新のものにしてくれるので結構データ量が大きいです。
最近だと2GBとかのバージョンアップもあります。
ケータイの電波でスマホのバージョンアップをするのは通信容量をたくさん使っちゃう場合がありますし、バージョンアップ中に途切れたらスマホがダメになっちゃう可能性があるのでWi-Fiでしか出来ない場合が多いです。
アプリのバージョンアップぐらいならケータイの電波でも大丈夫です。
②大容量通信
iPhoneでは100MB(メガバイト、1GBの10分の1)以上のアプリをダウンロードすることができません。
AndroidのスマホでもそのぐらいのダウンロードになるとWi-Fiにつないでからダウンロードした方がいいよって出てきます。できなくはないけど。
さらにケータイの電波を使ってYoutubeとかを見るときは画質が制限されています。
めっちゃ高画質な動画を見ちゃうとそぐに通信制限かかっちゃいますからね。
それもWi-Fiにつなげば高画質動画の再生ができるようになります。
③バックアップ
iPhoneに限っての話ですが、iPhoneはiPhoneの中に入っている写真やアプリ、設定やアプリ内のデータ等、すべてのバックアップをすることができます。
バックアップをしておけば、iPhoneを機種変更した場合や、修理をして初期化された場合でもバックアップを取った状態に戻すことができます。
バックアップの方法は2種類あって、パソコンを使う方法とWi-Fiを使う方法があります。
パソコンを使えば完全に元の状態に戻すことができますが、Wi-Fiを使う方法だと一部復元することができない部分もあります。
しかし、毎日パソコンにバックアップをするのは面倒ですが、Wi-Fiなら夜寝てる間にバックアップがとられるので手間が全くありません。
このWi-Fiを使ったバックアップはiCloud(アイクラウド)というサービスでiPhoneを使っている方ならだいたい見たことがあるんじゃないでしょうか?
でも意外と使ってない人が多かったりします。
iPhoneの設定でiCloudをオンにしておけば、Wi-Fiにつながっている状態で充電をしてればバックアップを勝手に取っておいてくれます。
現代人の生活には欠かせないWi-Fi。
今まで意味がよくわからなかった人もいたと思いますが、ぜひWi-Fiを使って快適なスマホ生活を送っていただければと思います。