ちょっと前に安倍首相が
「日本のケータイ代金は高い!」と言ってドコモ、au、ソフトバンクの料金の見直しがはじまりました。
ニュースでも大きく取り上げられたので、スマホとかにそんなに興味がないような方でもスマホの料金が安くなるかもしれないと期待に胸を膨らませてるかもしれませんが、残念ながらそうはならないようです。
そもそもなんで安倍さんは日本のケータイ代金が高いとかいいだしたのでしょうか?
こちらの記事によると日本(東京)のスマホ代金は世界で2番目。
世界7都市比較、東京の携帯電話料金は2位、スマホ料金は4位 | マイナビニュース
まあこの調査は7都市の比較ですが、やっぱり発展途上国は安いです。
おどろくのはニューヨークですけどね。ダントツ。
2番目とはいえそんなに以上に高いかというとそうでもない。
まあ日本は先進国だし、通信のインフラは非常に高いらしいので高くてもこれはしょうがないんじゃないかな?
もちろん家計の出費におけるケータイ代金の割合は以前より増えています。
じわりと増加する携帯電話代負担…電話料金と家計支出に占める割合をグラフ化してみる(2015年)(最新) - ガベージニュース
個人的にはむしろ、意外と上がってないなと思いました。
固定の通信費が下がってる分、ケータイ代金が上がってますが、そりゃ10年前はまだスマホなんてほとんどありませんでした。
スマホにしたら性能も上がるし、ネットの速度も上がったし、利用時間はめちゃくちゃ増えたはずです。そしたら高くなるのは当然ですよね?
逆に今は電話をたくさん使う人向けのカケホーダイプランがあるんだからむしろ安く済む人もかなりいるんじゃないでしょうか?
そんなわけでどっかの頭のいい人とかドコモとかauとかソフトバンクのお偉いさんの話で決まったのはこちら
①利用が少ない人向けのプランを作る
②乗り換えを優遇しすぎない
③キャッシュバックに制限を設ける
今の3社のプランは、電話はし放題だが最低でも2GB以上のプランか、通話料金はかけた分だけかかるが7GBのプランかの2つです。
5分まで通話無料のプランも9月からスタートしましたがauは最低3GB、ドコモとソフトバンクは最低でも5GBのプランを選ぶ必要があります。
なので今後は電話もかけないし、1GBぐらいのプランも新しく作られていくんじゃないかと思います。
また、日本のスマホの買い方ってとても特殊で例えば96,000円のスマホを買う場合、分割24回払いで買うと月4,000円の本体代金を払います。
しかし、これに対して月々割引が入るのですが、機種変更だと毎月2,000円の割引きなのに対して、ドコモからauという風にのりかえで買った場合割引が4,000円もついてきます。
つまり機種変更するかのりかえするかで毎月2,000円も負担額が変わってくるわけです。
じゃあこの2,000円の差額は誰が払ってるのかというと機種変更でず~っと同じ会社を使ってる人です。
なので今後は割引が廃止されたり、機種変更ものりかえも同じ割引になっていくでしょう。
そして、もう何年も言われているようにキャッシュバックを制限する。
今での家族で一緒にのりかえてスマホを買うと何万円、下手したら10万円以上のキャッシュバックをもらえる場合があります。
これを例えば解約金の1万円までにしましょうとか制限するってことですね。
まあわからんでもないですが、ちょっとしっくりきません。
利用が少ない人向けのプランは賛成。
割引きに関しては廃止なら賛成。
キャッシュバックに関してはどうでしょう?
なぜならそもそもケータイ会社をかえればお金がもらえるようになってるならその制度をみんなが活用すればいいだけではないでしょうか?
メールアドレスを変えたくないとかそういう理由がある人はだから得しないのはしょうがないんじゃないでしょうか?
別に強制されて変えてないわけじゃないのに。
ただし、みんながフツーにのりかえするようになったらキャッシュバックもなくなると思いますけどね。
なのでキャッシュバックは反対というより、意味ないでしょって思ってます。
それよりむしろ解約金をなくしてほしいですね。
そしたらみんなが自由にケータイ会社をかえれるようになって、いろんな独自のサービスが始まっていうんじゃないでしょうか。
そんなわけで料金は結果たいして安くはならなさそうです。
どーせ安いプランできたとしもそのプランを選ぶと割引が少なるんでしょうね。
そもそもケータイ料金安くしたけりゃ格安スマホがあるんです。
こちらから毎月のスマホ料金を今の半額以下にしましょう。
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